理事会2018/05/30公開
主事項名 | 理事会議事録 |
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開催日 | 平成30年 5月30日(水) |
会場 | 新潟市医師会理事会室 |
医会担当者 | 広報部 |
議事録/ 議事要旨 |
理事数 16名 出席理事16名 出席理事 藤田会長、永井副会長、浦野副会長、橋本理事、岡田理事、山添理事、荻荘理事、古泉理事、白柏理事、佐藤理事、大滝理事、横田理事、田中理事、山本理事、細野理事、西條理事 議長理事 藤田会長 出席監事 熊谷監事、今野監事 代議員 新田議長 協議事項 1 委員会委員の選任について「橋本理事」 各委員会より委員選任案が提出され、すべて承認された。 2 新潟市急患診療センター就業規則の一部改正について「遠藤局長」 労働契約法の規定に基づき、有期雇用契約から無期雇用契約へ転換した職員に 対応するため、第47条について協議し、定年退職を追加することが承認された。 3 新潟市急患診療センター新規薬剤の採用について「山添センター長」 1)メインテート 2)ツムラ半夏瀉心湯エキス顆粒 3)ツムラ桂枝湯エキス顆粒 4)ツムラ麻黄湯エキス顆粒 5)ユナシンーS 6)トランサミン錠250mg 1)〜4)採用決定 5)についてはジェネリックのスルバシリン静注用を採用 6)について現在はトラサミン散を使用中だが、トランサミン錠250?が安定供給される ようになったら採用し変更することとした。 4 産業医の推薦について「細野理事」 新潟警察署より産業医の推薦依頼があり、新潟縣健康管理協会の福田祐明先生を推薦することとした。 5 平成31年度地域医療研究助成公募要領(案)について「西條理事」 ・申請資格について「研究代表者として、過去に本助成を受けた回数が1回以下であると。」を追加することとした。 ・発表と報告について実績報告書の提出期限を「研究終了の日から30日以内」であったものを「研究終了の日から60日以内」に変更することとした。 6 平成31年度地域医療研究助成の要望研究テーマについて「西條理事」 (1)新潟市における受動喫煙防止対策や禁煙支援の推進に関する研究 (2)高齢者のフレイル対策に関する研究 (3)新潟市における高齢者の平衡機能低下に対する実態調査とその対応に関する研究 (4)新潟市における災害医療体制の構築に関する研究 以上の4件を採用することとした。 7 第7回地域医療研究助成発表会(1/26)の特別講演講師について「西條理事」 特別講演講師に新潟大学医歯学総合研究科 摂食嚥下リハビリテーション学分野 井上 誠 教授に依頼することとした。 8 助成金、共催、後援依頼について「西條理事」 <助成金について> 【第29回日本緑内障学会 市民公開講座「もっと知ろう!目の健康」】 平成30年9月16日(日) 新潟県眼科医会 会長 中山 徹 <共催依頼について> 【新潟市小児科医会 第301回集談会】 平成30年6月2日(土) 新潟市小児科医会 会長 柳本 利夫 【新潟市COPD・肺がん予防講演会】 平成30年7月21日(土) 新潟市長 篠田 昭(保健所健康増進課) <後援依頼について> 【第61回日本腎臓学会学術総会】 平成30年6月10日(日) 新潟大学医歯学総合研究科 腎・膠原病内科学 教授 成田 一衛 【第63回予防医学事業推進全国大会】 平成30年10月25日(木)、26日(金) 公益財団法人 新潟県保健衛生センター 理事長 安藤 哲也 上記、助成金については規定により助成、共催依頼2件、後援依頼2件が承認された。 9 新潟大学医学部早期医学体験実習(EME)の受け入れについて「橋本理事」 昨年度受入医療機関14機関に依頼することとした。 10 6月の行事予定について「橋本理事」 6月の行事予定が示された。 11 入退会、異動会員について「眞保課長」 入会会員 17名、異動会員 7名、退会会員 5名 A会員 517名、B会員 830名、C会員 210名、D会員 41名 計 1,598名が承認された。 12 県医師会代議員会(6/9)質問事項について「浦野副会長」 地域医療構想について、 1)事務局の設置場所 2)研修会の開催計画 3)地域医療構想アドバイザーの育成 1)〜3)について新潟県医師会の今後の方針や計画などを質問事項とすることとした。 報告事項 1 藤田会長 (1) 新潟県・新潟県医師会意見交換会(4/24) (2) 県医師会理事会 ・平成30年4月26日理事会 1.日本医師会CBRNE(テロ災害)研修会 〜TOKYO2020 東京オリンピック・パラリンピックに向けて〜 2.平成30 年度地域医療介護総合確保基金(医療分)にかかる都道府県個別ヒアリング ・平成30年5月10日理事会 1.平成30年度「朝日がん大賞」及び「日本対がん協会賞」の候補者の推薦について 「朝日がん大賞」に対して新潟市医師会として「新潟市胃内視鏡検診」を推薦することとした。 (3) 郡市医師会長協議会(5/18) <議事> 1)新潟県地域保健医療計画について 2)地域医療構想における地域医療連絡協議会・地域医療構想調整会議について 3)地域医療介護総合確保基金(医療分)にかかる都道府県個別ヒアリングの状況について 4)基幹型在宅医療推進センターのあり方について 2 総務部 (1) 保健衛生連絡協議会(4/19)「橋本理事」 <議事> 平成30年度予算における医師会関連事業及び医師会要望について <報告> 平成29年度策定の各計画について(概要説明) ・「新潟市地域包括ケア計画?新潟市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画 (平成30年度-32年度)」【高齢者支援課・地域包括ケア推進課・介護保険課】 ・「第5期新潟市障がい福祉計画/第1期新潟市障がい児童福祉計画」【障がい福祉課】 ・「子どもの未来応援プラン―新潟市子どもの貧困対策推進計画―」【こども政策課】 ・「新潟市国民健康保険第二期保険事業実施計画(データヘルス計画)・第三期特定 健康診査等実施計画」【保険年金課】 ・「新潟市医療計画中間報告」【地域医療推進課】 問題点等:平成31年度予算要望項目の実現のために、内容の精査と協議が必要 (2) 講演会・病診連携等「橋本理事」 1.「第224回済生会新潟第二病院臨床検討会【新潟市医師会地域医療連携推進事業】」 平成30年4月24日 〔開催者:済生会新潟第二病院、新潟市医師会〕 出席者数:19名(内、医師:19名、他:0名) 「骨粗鬆症リエゾンサービスについて」 済生会新潟第二病院 整形外科部長 北原 洋 先生 2.「医業経営セミナー」 平成30年5月10日〔開催者:新潟市医師会協同組合、(株)奥田新潟、 (株)リスクマネジメント・ラボラトリー〕 出席者数:2名(内、医師:2名、他:0名) 「認定医療法人・医業承継・相続対策」 新潟中央会計税理士法人 代表社員 山岸 貴 先生 3.「第111回 新潟市医師会在宅医療講座」 平成30年5月11日〔開催者:新潟市医師会〕 出席者数:98名(内、医師:13名、他:85名) 「認知症高齢者の運転と免許更新」 白根緑ヶ丘病院 院長 佐野 英孝 先生 4.「第108回亀田第一病院症例検討会」 平成30年5月17日 〔開催者:亀田第一病院〕 出席者数:27名(内、医師:27名、他:0名) 「テリパラチドの最近の知見とその応用について」 新潟中央病院 リハビリテーションセンター長 井上 旬二 先生 5.「第305回下越病院臨床検討会」 平成30年5月21日 〔開催者:下越病院〕 出席者数:13名(内、医師:13名、他:0名) 「嘔吐、食欲不振、その後、尿閉をきたした1例」 6.「第442回内科公開検討会」 平成30年5月22日 〔開催者:新潟市民病院〕 出席者数:22名(内、医師:22名、他:0名) 「尿毒症物質による動脈硬化性病変の進展」 新潟市民病院 腎臓・リウマチ科 若松 拓也 先生 「不整脈治療における最近の話題」 循環器内科 保坂 幸男 先生 (3) 会員への弔慰「橋本理事」 山際 訓 先生 平成30年5月4日ご逝去 (4) 4役会議(4/18) (5) 理事会(4/25) (6) 専門医会幹事会(5/15) 3 広報部 会報編集委員会(5/9、15)「大滝理事」 (1)平成30年5月9日(水)の編集委員会で会報566号(5月号)の編集作業を行った。 (2)委員長、副委員長、担当理事の間で次期委員数につき検討した。 (3)会報原稿の執筆依頼内容の変更を報告した。 4 学術部 地域医療研究助成担当役員会議(5/14)「西條理事」 (1)平成29年度終了研究4件の実績報告書および平成30年度助成研究7件(新規4件、継続3件)の研究計画書を確認した。 (2)平成30年度発表会の特別講演講師の選任について検討を行った。 (3)平成31年度審査委員について検討を行った。 (4)平成31年度要望研究テーマについて、行政および担当理事より提案のあった4件の 提案を採択することとした。 (5)平成31年度の公募要領および研究計画書について検討を行った。 (6)研究終了者の学術投稿状況について確認した。 (7)その他、ハンドアウト制作費用の削減や発表会後の懇親会について、検討を行った。 5 病院・勤務医部 勤務医委員会(5/8)「古泉理事」 ・勤務医の当直体制に関するアンケート調査集計報告について 集計報告の冊子を作成することとした。配布先等は理事会で協議することとした。 6 地域福祉部 骨粗鬆症連携委員会(4/24)「荻荘理事」 (1)新潟市骨粗鬆症医科歯科診療連携について 骨粗鬆症治療薬を投薬中の患者は、抜歯処置により顎骨壊死を罹患するリスクがあり、休薬の必要性等、医科・歯科で情報共有や診療アドバイスなどの連携を図る必要がある。この度、専用の診療情報提供書の書式案が作成され、内容について精査、検討した。 (2)「新潟市における骨粗鬆症診療の連携を進める会」について 骨粗鬆症の1次予防を向上するべく、まずは限られた医療機関で連携を進める会を発足し、活動していく。2月には準備会が開催され、9月に進める会を開催予定。 7 在宅医療部 (1) 新潟大学主催事業COC+「地域包括ケアに向けた多職種による交流・研修会」 (4/26)「横田理事」 ・平成30年10月20日(土)に五十嵐の新潟大学で行われる新大祭の中で、本学の学生、 医療、介護系の学生や、医療、介護の現場で仕事をしている若手を対象に、医療・介護 の一線で仕事をしている各職種の若手が講師となり、その仕事内容について報告をして もらう。その後、会に参加した学生と医療・介護、各職種の(若手とベテランともに) 担当者が自由に話し合える場を作る。 (2)秋葉区における医療連携を考える!(診療所と病院の医師向け研修会) (4/27)「横田理事」 1)話題提供 1. 「医療介護連携における新潟市と新潟市医師会の一体的な取り組み」 新潟市医師会在宅医療部長 横田 樹也 先生 2. 「救急医療を取り巻く最近の情勢について」 新潟市消防局 救急課 課長補佐 伊藤 精一 氏 2)講演 「在宅・連携に関わる診療報酬について?在宅の基本から応用まで?」 株式会社スズケンお客様サポート部 副部長 岡山 幸司 氏 ※ 6/14(木)東区における医療連携を考える!開催予定 (3)在宅医療推進室運営小会議(4/27)「横田理事」 (4)平成30年度新潟市在宅医療ネットワーク情報交換会(5/20)「横田理事」 参加者数 171名 (5)在宅医療推進室運営会議(5/22)「横田理事」 (6)在宅医療・介護連携センター/ステーション会議(5/2)「斎川室長」 8 救急医療部 急患診療センター医療安全管理・衛生合同委員会(5/16)「山添センター長」 1.平成29年度受診者数およびゴールデンウィークの体制・受診者数報告 2.平成29年度インシデント・アクシデント件数について 3.新規採用薬品の検討 4.メイロン注7% 250mLの採用中止について 血管痛・静脈炎などの副作用等を考慮し、250mL製剤の採用を中止20mL製剤のみとする。 5.トランサミンCapの供給停止について トランサミンCap 250mgが供給停止になったため、当面はトランサミン散を使用し、トランサミン錠250mgが安定供給になったら、切り替える。 6.「破傷風トキソイド接種マニュアル」について 7.市外からの搬送患者における救急隊連絡票について 市外の救急隊が持参した救急隊連絡票であっても、当センターのものに再度記載せずに 受け入れることを確認した。 8.コンビニ受診患者への対応 9.児童相談所からの一時保護児童の診察依頼への協力について 10.「急患診療センターだより」の区役所への配布開始について 各区役所などに、既刊のもの全てをファイル形式にして計27部を置くことになった。 9 地域保健部 (1) COPD検診検討会議(4/24) 「横田理事」 ・平成29年度の検診結果の報告があった。平成30年度はCOPDの認知度を上げるため にチラシ等の配布や市民公開講座を実施する。検診の実施方法については今後も検討を続 ける。 (2) 肺がん検診画像診断検討会(4/18、5/16)「細野理事」 (3) 新潟地域産業保健センターの活動状況「細野理事」 4月18日(水)小林 晋一 先生(健診後の指導4事業所) 19日(木)八木澤久美子 先生(健診後の指導3事業所、高ストレス者の指導1名) 20日(金)笠原 紳 先生(健診後の指導4事業所、長時間労働の指導1名) 24日(火)太田亜里美 先生(健診後の指導2事業所) 25日(水)石川 達 先生(健診後の指導4事業所、長時間労働の指導2名) 27日(金)大野 雅弘 先生(健診後の指導4事業所) 5月 7日(月)月岡 恵 先生 (健診後の指導4事業所、長時間労働の指導2名、高ストレス者の指導1名) 9日(水)永井 明彦 先生 (健診後の指導1事業所、高ストレス者の指導1名、長時間労働の指導5名) 11日(金)大野 雅弘 先生(健診後の指導4事業所、長時間労働の指導1名) 15日(火)太田亜里美 先生(健診後の指導4事業所) 18日(金)藻谷 直樹 先生(健診後の指導2事業所) 22日(火)金子 晋 先生(健診後の指導3事業所) 医師・保健師による健康相談窓口を合計12回開催。健診後の指導39事業所、長時間 労働者の指導11人、高ストレス者の指導を3人に対し実施した。 (4) メジカルセンター業務実施件数「棚田次長」 (5) 胃内視鏡画像読影会(4/19,26,5/10,17) 10 小児・学校保健部 (1)学校心臓病判定委員会会議 (4/27)「佐藤理事」 医師会メジカルセンター、教育委員会保健給食課、判定委員の方々にお集まり頂き、表記委員会を開催した。藤田会長より委員の委嘱が行われた後、坂野委員長の司会で平成29年度検診成績の報告があり、平成30年度の実施について説明があった。 昨年に引き続き、日本循環器学会発行の学校心臓病健診ガイドラインについて周知を行った。 委員より、判定書類の記載について簡略化の要望が出されたため、メジカルセンター内で検討することになった。 (2)学校腎臓・糖尿病判定委員会会議(5/14)「佐藤理事」 判定委員の委嘱、委員長副委員長の選出を行った後、平成29年度の検診成績について、腎臓病検診、糖尿病検診の各々について報告があった。 腎臓病検診については、2年前から実施しているβ2MGによる検索で抽出された例は少数例あり、専門機関で精査を実施したが先天奇形等は、まだみつかっていない。 また、糖尿病検診ではメジカルセンター受診後精密検査を指示された7名のうち、4名に境界型糖尿病が検出されている。 任意検診ではあるが、生活習慣病検診についても結果報告された。 今回の会議で、糖尿病検診でも、心臓検診、腎臓検診と同様に診断を急ぐ所見を有する例の基準化を行う必要性が提案され、尿糖所見とケトン体をあわせた基準を作製することが提案された。 以上で第2回理事会を終了し、午後8時50分に散会した。 |