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理事会2020/12/23公開

令和2年度第10回 理事会

主事項名 理事会議事録
開催日 令和2年12月23日(水)
会場 新潟市医師会理事会室
医会担当者 広報部
議事録/
議事要旨
出席理事 
浦野会長、橋本副会長、岡田副会長、大滝理事、山本理事、佐藤理事、熊谷理事、
横田理事、田中理事、細野理事、竹之内理事、五十嵐理事、山口理事、八木澤理事、
中村理事、阿部理事
議長理事 浦野会長
出席監事 荻荘監事、高橋監事
代議員 新田議長
機 関 長 山添急患診療センター長
 
協議事項

1 新型コロナ対応について「浦野会長」
新型コロナに関する情報提供、協議がなされた。
・新型コロナワクチンの指針が出た。
・県の診療検査医療機関への設備整備補助金の締め切り12月24日。
・診療・検査医療機関のリストについて、12月22日から医師会ホームページに掲載。
・県が12月29日〜1月3日の間、PCR検査(唾液)の受付を実施予定。詳細、申し込みはホームページにて1日先着100名。
・宿泊療養ホテル(3か所目)が12月21日より新たに開設した。
・病院を通さず直接療養施設へ入所される患者の保険証確認ができず問題となっていたが、今後は県より保険証のFAXが届き確認できるようになる。
・当相談外来で12月7日よりPCRと合わせてインフルエンザを実施、先日初のインフルエンザ陽性者が出た。小児だったため院外処方で対応した。
・当相談外来を受診し、症状が重く医療機関を紹介したい場合、すぐに対応できるよう登録の協力医療機関リストを診察室に掲示するので参考にしてほしい。
・12月11日よりスタートした「新潟市あんしん宴会割引キャンペーン」について会員から疑問、抗議の声が上がったため医師会として市に説明を求めた。
副市長より本会四役へ、地域のコミュニティーへの助成が主な目的であった等、キャンペーン実施に至るまでの経緯をご説明いただいた。
また、県内の新型コロナ感染拡大状況に対し県が警報を発令することから、12月16日よりこのキャンペーンは一時停止となったが、再開時には医師会とも連携しながらすすめていきたいとのお話しをいただいた。

2 2/6事業計画理事会について「大滝理事」
議題等、追加事項等ありましたら1/19までにご意見をいただきたい。
日時 令和3年2月6日  午後3時
会場 理事会室

3 来年度総会の運営方法について「遠藤局長」
(1) 開始時刻の確認
令和3年11月27日 16:00〜
(2) 功労会員表彰及び慶祝の見直し(令和3年度から)
功労会員表彰記念品 5万円相当商品券→据え置き
白寿祝品  8.8万円相当玉川堂花瓶→5万円
米寿祝品  5.8万円相当玉川堂花瓶→3万円
喜寿祝品  新潟県医師会に倣い喜寿祝を廃止
(3) その他
これまで新入会員紹介は忘年会で行っていたが、令和3年度からは総会セレモニーのプログラムに組み込む。

4 共催依頼及び後援依頼について「中村理事」
共催依頼について
【第2回新潟県ICTネットワーク連絡会】 令和3年1月29日(土)
新潟県医師会在宅医療推進センター長 塚田 芳久(新潟県医師会副会長)
後援依頼について
【医師会が進める在宅医療・介護連携推進事業を考える会】令和3年1月16日(土)
(特非)全国連携実務者ネットワーク 理事長 斎川 克之
上記、共催依頼1件、後援依頼1件について承認された。

5 1月の行事予定について「大滝理事」
1月の行事予定が示された。

6 入退会、異動会員について「眞保課長」
入会会員 3名、 異動会員 11名、 退会会員 3名
A会員 507名、B会員 849名、C会員 214名、D会員 50名
計1,620名が承認された。 
 
報告事項

1 浦野会長

(1) 県医師会理事会(11/26,12/10)
第17回理事会
報告事項(地域保健部)
・新潟県地域医療構想調整会議(11.17)
・29回新潟県新型コロナウイルス感染症対策本部会議(11.20)
第18回理事会
報告事項(病院部)
・日本医師会 医師の働き方検討委員会(11.20)
特別検討会 
・テーマ「地域医療構想と働き方改革」

(2) にいがた新世代ヘルスケア情報基盤プロジェクト(11/30)
令和2年第1回推進委員会
挨拶:松本福祉保健部長
座長:宮田新潟県福祉保健部健康情報管理監(オンライン)
1) これまでの進捗状況の報告
2) 運用管理組織
3) 今後の取り組み
・全市町村にデータ提出の同意を得る。
・医療機関との情報連携データベースの仕様検討
・現存する各地域との関連
・活用検討部会の設置
・プロジェクト推進委員会のしたにワーキンググループとして、データを使用したい方々を集める。

(3) 新潟県医師会座談会(12/5)
座 談 会 「テーマ:新型コロナウイルス感染症の新潟県の現状と課題」
司 会:鈴木榮一先生(新潟県医師会 理事)
論 者:塚田芳久先生(新潟県医師会 副会長)
浦野正美先生(新潟市医師会 会長)
寺田正樹先生(済生会新潟病院呼吸器内科 部長)
影向 晃先生(新潟市民病院感染症内科 科部長)
水澤彰郎先生(水澤内科医院 院長)
山崎 哲先生(新潟市保健衛生部地域医療推進課 副参事)

2 岡田副会長

(1) 新潟市病院事業運営審議会(12/2)(中止)

3 総務部

(1) 講演会・病診連携等「大滝理事」
1)「第268回新潟市医師会臨床懇話会」令和2年11月27日 
〔開催者:新潟市医師会、第一三共(株)〕出席者数:59名
「COVID-19時代におけるインフルエンザへの対応を考える」
愛知医科大学大学院医学研究科 感染制御学
主任教授 三鴨 廣繁 先生
2)「医業経営セミナー」令和2年12月10日 
〔開催者:新潟市医師会協同組合、(株)奥田新潟、(株)リスクマネジメント・ラボラトリー〕 出席者数:1名
『クリニック相続・事業承継』と『M&A』
・事業承継に関する基礎知識
・事業承継の選択肢
・クリニックM&Aの成功のポイント
税理士法人新潟会計アシスト
代表社員 税理士 内山 博之 先生
3)「第465回内科公開検討会」令和2年12月15日 
〔開催者:新潟市民病院〕 出席者数:26名
「新しい胆道鏡から何が見える?何ができる?」
新潟市民病院 消化器内科 佐藤 宗広 先生、他8名
「最近のITP治療」
同院 血液内科 阿部 崇 先生、他2名

(2) 会員への弔慰「大滝理事」
木滑 孝一(きなめり こういち)先生 
所属:自宅会員
役員歴:新潟市医師会理事 平成10年4月〜平成18年3月(4期8年)
    新潟市医師会副会長 平成18年4月〜平成21年3月(2期4年)
年齢:82歳
令和2年12月16日ご逝去 医師会より弔慰を表しました。

(3) 班長への聞き取り調査結果「眞保課長」
班員への連絡方法として、班長からのFAXが5班、医師会担当者からのFAXが4班、
郵送が3班、電話が2班でした。
班会議の開催については、集会形式で役員会を開催した班が1班ありますが、その他の班は新型コロナウルス感染症の影響で開催中止、開催予定なしとなっております。
Zoom等のWeb会議の開催を考えている班が2班ありますが、事務局から班長に連絡し具体的に話を進めてまいります。
医師会への要望、困っていることに関しては、それぞれ可能な限り対応してまいります。

(4) 4役会議(11/18)

(5) 理事会(11/25)

(6) 総会(11/28)

4 広報部

(1) 会報編集委員会(12/8,15)「熊谷理事」
新潟市医師会報第597号(2020年12月号)校正作業

5 地域福祉部

(1) 契約締結審査会(11/25)「熊谷理事」
1)審査案件
支援の方向性について
2)同意案件
解約 (28利用者 28件)
支援計画の変更 (12利用者 22件)
契約変更の締結 (2利用者 2件)
3)報告
新規契約について
事業実施状況について
・新潟市の状況

(2) 障がい支援区分認定等審査会(11/26)「八木澤理事」
17件を審査した。
区分1-2名、区分2-2名、 区分3-4名、 区分4-2名、区分5-2名、 区分6-5名 

(3) 社会福祉審議会高齢者福祉専門分科会(11/30)「阿部理事」
第8期新潟市地域包括ケア計画における基盤整備のポイントについて協議となった。介護需要の推計に関して令和7年まで示されたがその次の記載は令和22年であった。理由は国として令和22年がピークであると。
新潟市のピークの確認をすると最初は22年と答えたが訂正され17年であるとのこと。
新潟市としてピークを見据えた検討をするよう要請した。
8期計画では保険基準料は月額6,670円となり前期比較で5%増加。
< 基盤整備のポイントとして>
1)認知症高齢者グループホームの整備
2)特定施設入居者生活介護の確保
3)看護小規模多機能型事業所の整備と利用率向上
4)ロング・ショート解消のためショートステイの特養への転換
5)介護老人保健施設から介護医療院への転換整備

6 在宅医療部

(1) SWANネット運営部会(11/26)「横田理事」
1)SWANネット推進の取り組みについて
・SWANネット通信(Vol7:令和3年1月発行予定)
・セキュリティ研修会
・参加事業所の状況
2)利用状況について
3)各職種からの、ご意見・ご要望について
4)その他
2021年4月よりNet4Uをリニューアル(現在の機能を保持しつつシンプルで使いやすくする)を行うとともに、初期導入費用を無料化する。

(2) 地域医療推進室臨時運営会議(12/9)「横田理事」
1) 在宅医療・介護連携推進事業、県推進センター補助事業について
・感染症対策研修会
・連携ステーションへのヒアリング
・今後の行事予定
2) 室員から報告事項
・全国連携実務者ネットワーク
12月22日 「第5回全国連携ナイトスクール」
1月16日 「医師会が進める在宅医療・介護連携推進事業を考える会」シンポ
ジウム
・在宅医療講座(3月12日)の取扱い
参集型で周知する予定。新型コロナ感染症蔓延時は、Zoomに変更せず中止とする。
3) 新潟市医師会の認知症へのかかわり方
医師会の関わり方を検討する委員会を立ち上げる等、事業計画理事会に向け事業提案の準備を進めていく。

(3) 在宅医療・在宅ネット運営協議会(12/14)「横田理事」.
1)地域医療推進室事業計画の進捗について
在宅医療ネットワーク懇親会は2月に県福祉保健部の松本部長へ講師をお願いし開催予定、ご当地連携研修会の位置付け「CHAIN」の感染対策研修会を予定。
2)医療連携系事業について
在宅診療医ネットワークと病病連携会議の今後の予定について報告。
3)SWANネットについて
11月26日開催SWANネット運営部会について報告。
4)在宅診療医ネットワークについて
2月4日「オンライン診療」をテーマにオンライン研修会が開催される予定。 
5)介護認定審査会について
認定有効期間見直しに関する経過について説明。

7 救急医療部

(1) 新潟県医師会健康スポーツ医学委員会「荻荘理事」
1) 古賀 良生先生を議長に選出
2) 令和2年度日本医師会認定健康スポーツ医学再研修会の講師の決定
3) 新潟県スポーツ推進プランについて
4) コロナ禍における健康二次被害について

(2) 外科系救急医療体制打ち合せ会(12/16)「田中理事」
土曜日における一次救急について前回(10月22日)、外科がセンター診療を継続することは、これまでの経緯や実績を考えれば情緒的には理解できるが、現状の分析からはその合理性は認められない。よって外科医会に対してセンター診療からの撤退を求めた。
その後、外科医会総会において、外科のセンター診療の撤退。整形外科医会臨時総会において在宅廃止、センター移行が正式に決議された。外科、整形外科両科の了承が得られ、新潟市の外科一次救急の今後の方向性が定まったので体制変更に向けて予算措置等、行政と連携して今後進めていき、毎年2月初旬に開催される新潟市救急医療対策会議・病院群輪番制参加病院長会議合同会議で新体制が正式決定となる予定。

8 地域保健部

(1) 肺がん検診画像診断検討会(11/18)「細野理事」
・出席者   診断委員 8名  会員 2名
・検討会内容  肺がんリスク検診 217件(10依頼医療機関)
・読影実習会  3医療機関参加
・症例検討会  平成30年度新潟市肺がん検診発見肺がん 2例
(病院発見の分は中止)

(2) 新潟県医師会産業保健委員会(12/2)「細野理事」
1) 委員長:副委員長の選出
2) コロナ禍における日医認定産業医研修会の開催状況について
令和元年度と令和2年度新潟県医師会「産業医研修会」開催状況と予定について、
コロナ禍での産業医研修会開催と中止基準は県内の注意報発令状態によりフェーズ1、
2、3 注意報発令で対応を決めている。
更新間際の人が優先で受講制限が出ている、認定期限の一律延長はなく、個別に受けられなかった際の申告制の救済はあるとのこと。
3) 今後の基礎前期研修会の在り方について
今後の方針として、前期研修を実施しない(他県でも受講可能)県内に複数年で14単
位を取るカリキュラムを組む、基本は今まで通りとし、県外受講者はコロナが落ち着く
まで受け入れない。費用を抑えるため講師をオンラインとする案となった。
4) その他、あらかじめ「産業医研修会のテーマ提案」のアンケートがあったがこれらについては議論されず。

(3) 新型コロナ相談外来設置WT会議(12/3)「細野理事」
新型コロナ相談外来の設置について下記について検討した。
1) ホテルミッションについて
資料について新潟県より状況説明のあと問題点について共有した。
2) 新型コロナ相談外来について 
・インフルエンザ検査開始について流れの確認を行った
・中等症、重症患者対応マニュアルについて検討した

(4) 新潟地域産業保健センター活動状況「細野理事」
〇医師・保健師による健康相談窓口指導
11月18日(水)内山 政二 先生(健診後の指導5事業所、長時間労働の指導1名)
  19日(木)八木澤久美子先生(健診後の指導3事業所、長時間労働の指導1名)
  20日(金)笠原 紳 先生(健診後の指導3事業所、電離放射線健診後の指導1名)
  24日(火)金子  晋 先生(健診後の指導4事業所)
  25日(水)大川  彰 先生(健診後の指導5事業所)
  27日(金)大野 雅弘 先生(健診後の指導4事業所)
12月1日(火)興梠 建郎 先生(健診後の指導6事業所、長時間労働の指導2名)
  2日(水)興梠 建郎 先生(健診後の指導6事業所、長時間労働の指導2名)
  4日(金)藻谷 直樹 先生(健診後の指導9事業所)
  7日(月)月岡  恵 先生(健診後の指導4事業所、長時間労働の指導1名)
  10日(木)阿部  晃 先生(健診後の指導5事業所)
 11日(金)大野 雅弘 先生(健診後の指導7事業所)
医師・保健師による健康相談窓口を合計12回開催。健診後の指導61事業所、長時間労働
の指導8名を実施した。
〇保健師による出張保健指導等
12月4日(金)(健康講話1事業所)

(5) メジカルセンター業務実施件数「棚田次長」
   新型コロナ相談外来
   11月  受診者211名 実施日数19日 陽性者3名
   12月18日まで 受診者154名 実施日数14日 陽性者4名 
  
(6) 胃内視鏡画像読影会(11/19,26,12/3,10)

9 社会保険部

(1) 個別指導立会(11/19) 「五十嵐理事」
新潟市内の皮膚科、内科の2診療所に対しての個別指導の立ち合いを行った。
一部指摘事項はあったが、概ね良好な結果であった。

以上で第10回理事会を終了し、午後9時に散会した。