理事会2022/04/27公開
主事項名 | 理事会議事録 |
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開催日 | 令和4年 4月27日(水) |
会場 | 新潟市医師会理事会室 |
医会担当者 | 広報部 |
議事録/ 議事要旨 |
理事数 16名 出席理事 15名 監事数 2名 出席監事 2名 協議事項 1 新型コロナウイルス対応について「浦野会長」 (1)自宅療養の拡充について(岡田副会長) ・小児を中心として市外の患者が急増しており、現在担当医は現在新潟市内2人、市外2人で対応しているが市外を4人としたい。 ・往診体制についてゴールデンウィーク明けに意向調査を実施する。 ・自宅療養担当医の負担軽減のためかかりつけ医は診断時に可能な限り10日間の処方をお願いしたい。 (2)保健所の追跡調査範囲変更の可能性について ・現状では変更の可能性は低い。 (3)12歳から17歳の3回目ワクチン接種について ・新型コロナワクチン通信で会員に周知を行った。 ・5歳から11歳の接種の予約がとりにくいということで、市内の状況を小児科の先生を中心に調査し、場合によっては新潟市で集団接種を検討する。 (4)4回目ワクチン接種について 4回目接種は60歳以上の高齢者、基礎疾患がある方となり医療従事者は除かれる。 (5)新型コロナワクチン副反応への対応についての研修会開催計画について 新潟県でオンライン説明会を計画している。 (6)反ワクチン団体の妨害活動に対する医師会対応について 医師会に窓口を設け4役が対応する (7)一般薬の薬剤配達について 新潟市在宅医療・介護連携センターのホームページで、在宅をやっている薬局を確認できるので、それを活用する方法もある。 (8)ワクチン接種の請求と支払いのついての事例報告があった 2 新潟市医師会役員選挙の公示について「大滝理事」 ・本会役員選挙の医師会報への掲載による公示について、協議の上、承認。 ・次回役員選挙の際は、3月理事会での協議事項とし、県医師会代議員選挙及び同予備代議員選挙も理事会協議事項とする。 ・選挙規程の見直しを行う。 3 下越地区医師会連合会(5/14)について「大滝理事」 会議の内容等例年通り開催することを協議の上、承認。 4 専門医会幹事会(5/16)について「大滝理事」 昨年同様開催せず、資料送付とすることを協議の上、承認。 5 委員会委員の選任について「大滝理事」 (1)委員会委員選任方法について、下記の通りとすることを協議の上、承認。 ・各委員への礼状の送付(5月当初) ・各委員会で、勇退者の把握、新規委員の推薦(5/17までに) ・5月理事会(5/25)で委員の選任 (2)病院長委員会委員について協議の上、承認。 6 医師会役職員に関する規程などのHP掲載について「大滝理事」 本会においては、定款、定款施行細則、会員規程等会員に直接関係する諸規程については 会員名簿の冊子に掲載されている。今後はまず役員に対して本会が定めている全ての規程等をHPで閲覧可能とし、不備等を整備したのち、会員にも閲覧可能となるよう見える化に進む二段階方式を考えていくことで承認。 7 役員と職員の意見・情報交換について「大滝理事」 今まではなかったが、役員と職員の協議、意見や情報交換の要望があった場合に機会と場を適宜設け風通しの良い医師会作りを目指す。そこで必要と判断されれば理事会の協議事項とすることを承認。また、会計士等との意見・情報交換を年1回行うことも調整していく。 8 新潟次世代医療科学研究協議会の進捗について「浦野会長」 現在、準備室を立ち上げ7月からの開設を目指している。月に2回程度の準備会議を開催し、その内容については理事会にて情報共有を行い進めていく。 本事業の周知のためのホームページ、パンフレット、ロゴマークの制作について協議の上、承認。 9 新潟大学健康教育イノベーションセンター委員推薦について「浦野会長」 浦野会長、横田理事を委員として推薦とする。 10 新潟大学医歯学総合病院感染管理部主催の院内感染対策に係るカンファレンスへのオブザーバー参加について「横田理事」 岡田副会長を委員として推薦し、5月の会議にはオブザーバー出席する。年2回の医師会主催カンファレンスの大学などとの共同開催を検討する。他病院についても情報収集を行う。 11 第274回臨床懇話会の開催について「中村理事」 日時:令和4年5月27日(金)19:00~20:00 会場:「ZOOMウェビナー」によるLIVE配信 講演:「COPD患者のフレイルに対する人参養栄湯の臨床応用と考察」 昭和大学病院 病院長 昭和大学医学部内科学講座(呼吸器・アレルギー内科部門)主任教授 相良 博典 先生 上記が承認された。 12 5月の行事予定について「大滝理事」 行事予定が示された。 13 入退会、異動会員について「大滝理事」 16名の入会が承認され、A会員 513名、B会員 838名、C会員 212名、D会員 27名、1,590名となった。研修医の入会について、5月の入会状況をみて対応を検討する。 報告事項 1 浦野会長 (1)県医師会理事会(3/24、4/14) 1)3月24日理事会 報告事項 令和3年度 医療安全推進研修会 2)4月14日理事会 協議事項 新型コロナワクチンの副反応対応等について (2)日医代議員会(3/27) 1)報 告 令和3年度日本医師会事業計画及び予算の件 今村日医副会長より事業計画及び予算、角田日医財務委員会委員長より財務委員会結果報告があった。 2)議 事 ・第1号議案 令和3年度日本医師会会費減免申請の件 ・第2号議案 日本医師会定款・諸規程一部改正の件 ・第3号議案 医の倫理綱領一部改定の件 3)代表質問 18 題の質疑応答が行われた。 2 岡田副会長 (1)新型コロナ感染症意見交換会(Web研修会)(3/31) 1) 新型コロナ感染症意見交換会(Web研修会)(3/31) ・令和4年度ホテル・自宅療養担当医オリエンテーション ・ホテル・自宅療養意見交換会 ・入院担当医のアドバイス ・質疑応答 3 総務部 (1)会員への弔慰 「大滝理事」 ・横澤 忠夫 先生(令和4年3月16日ご逝去) ・阿部 進 先生(令和4年3月28日ご逝去) ・大木 泉 先生(令和4年4月25日ご逝去) ・由野 和則 先生(令和4年4月26日ご逝去) 謹んで深く哀悼の意を表した (2)講演会・病診連携等「大滝理事」 1)第247回済生会新潟病院臨床検討会(令和4年3月22日開催) 2)第476回内科公開検討会(令和4年4月19日開催) (3)4役会議(3/16) (4)理事会(3/16、23) (5)臨時代議員会(3/29) 4 医療安全部 (1)新潟県医師会医事紛争処理特別委員会(3/17)「大滝理事」 1)令和3年度として現在の県内の医事紛争、継続案件5件、この1年の新規案件3件、未処理5件の一覧が提示され、継続と新規案件8件につき報告と協議がなされた。 2)過去5年間の医事紛争発生件数を科別に見ると、内科が11件と最も多く、ついで産婦人科5件、整形外科4件であった。 3)紛争処理に過去5年間の36件中、示談(裁判なし)が16件、ついで和解(裁判)が5件、敗訴は1件であった。 5 広報部 (1)ホームページ小委員会(4/4)「熊谷理事」 1)サイト利用状況 2)アクセス解析 3)更新履歴の確認 (2)会報編集委員会(4/12、4/18) 「熊谷理事」 1)新潟市医師会報第613号(2022年4月号)校正作業 2)2021年11月号の学術論文の誤りに対して2022年4月号に訂正記事を掲載し、同時にホームページで公開中の論文は訂正したものに差し替えることとした。 6 地域福祉部 (1)介護予防ケアプラン検討会(3/16)「阿部理事」 西蒲区症例2例、振り返り1例の検討を行った。 (2)新潟市障がい支援区分認定等審査会(4/14)「荻荘監事」 16件を審査した。 7 在宅医療部 (1) 新潟市在宅医療ネットワーク情報交換会 (3/19) 「横田理事」 1)講演 ・演題「“WITHコロナ”の『地域包括ケア時代』 コロナストレスを原動力に!!~かかりつけネットワークがセルフケアをエンパワー」 講師 櫃本 真聿 先生 (四国医療産業研究所所長) 座長 横田 樹也 (新潟市在宅医療・介護連携センター センター長) 2)活動報告 「在宅医療ネットワークの取り組み」 (2)新潟市在宅医療・介護連携推進協議会(全体会)(3/22) 「横田理事」 1)令和3年度新潟市在宅医療・介護連携推進協議会活動報告 2)令和4年度新潟市在宅医療・介護連携推進協議会活動計画 3)地域医療を支える看護人材確保事業について 4)将来の在宅医療の必要性(資源数)調べ (3)在宅ケアを考える集いin越後実行委員会(4/2) 「横田理事」 1)在宅ケアを考える集いin越後2022(第13回)の会計報告について 2)新潟県在宅ケアを考える会役員体制について 3)第9回甲信越在宅医療推進フォーラム・(第14回在宅ケアを考える集いin越後2022)の開催について 4)その他 8 救急医療部 (1) 急患診療センター医療安全管理・衛生合同委員会(3/16) 「山添センター長」 1)新型コロナウイルス感染症について 2)ダラシンS注射液の出荷保留について 3)整形外科二次輪番病院時間の拡充について 4)令和4年度備品予算の査定結果と令和3年度予算による繰り上げ購入について 5)超音波診断装置の更新について 6)オンライン資格確認の導入について 7)給与支払日の変更について 8) その他 9 地域保健部 (1)肺がん画像診断検討会(3/16)「細野理事」 (2)新潟地域産業保健センターの活動状況「細野理事」 医師・保健師による健康相談窓口を合計15回開催。健診後の指導74事業所、長時間労働の指導2名を実施した。 保健師による出張保健指導を1事業所に実施した。 (3)メジカルセンター業務実施件数「斎川課長」 (4)胃内視鏡画像読影会(3/17、3/24、3/31、4/7、4/14) (5)人間ドックの運営体制変更(外部健診機関への移行)について「細野理事」 10 小児・学校保健部 (1)新潟市食育推進会議(3/24)「佐藤理事」 1)第4次新潟市食育推進計画(素案) 2)第3次計画の評価を行い、45%が目標を達成している中で、伝統食を受け継ぐ若い世代の割合、学校給食での地場産物の使用、朝食を欠食する小中学生から30代までの世代、などは悪化しており、今後の課題と考えられた。 3)第4次計画では、基本目標を①食を楽しむ、②食を大切にする、③食で健康になる、とし、取組を詳述した。 4)策定した第4次計画の進行管理を委員会の課題として、令和4年度の会議を開催する。 (2)新潟市子ども・子育て会議(3/28) 「佐藤理事」 1)子どもの貧困対策に対する計画の策定のために、令和3年11月に実施したアンケート調査の概略が報告された。また、支援団体等に対するアンケート調査も報告された。 2) 新型コロナウイルス感染拡大にともなう対応、業務について報告。 3) 令和4年度のこども未来部の主な取組について方向を受けた。こども家庭総合支援拠点を各区の妊娠子育てほっとステーション内に設置するとされており、今後、区単位で「ほっとステーション」を「子育て世代包括支援センター」化する方針であると思われた。区単位で医療機関との連携を強化し、検討会等を実施されることが予想される。 4) 新潟市子ども条例が制定され、4月から事業スケジュールが発表された。 |