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理事会2024/02/03公開

令和5年度第12回 理事会

主事項名 理事会議事録
開催日 令和6年 2月 3日(土)
会場 新潟市医師会理事会室
医会担当者 広報部
議事録/
議事要旨
理事数 17名 出席理事 14名
監事数 2名 出席監事  2名


令和5年度事業振り返り
(1)新潟次世代医療科学研究協議会N[EXT]Aについて【総務部】「浦野会長」
・デジタル診察券について検討を行った。
・南魚沼十日町地区と新潟市地区でフィールド調査を開始した。
・DAOに関する研修会を開催した。
(2)新型コロナ感染症により休診とした会員への見舞金【総務部】「大滝副会長」
申請は40名、感染者30名に20万円、濃厚接触者7名に10万円、計670万円の見舞金を支払った。
(3)医師会内の各部署間の連携、協調に努める【総務部】「横田理事」
毎月の理事会の中で各部署の事業内容についての説明を行った。
(4)会員や班、医会の意見の拾い上げと情報発信を積極的に行う
班と専門医会の実態調査を行った。
(5)保健衛生連絡協議会の開催方法について
(6)医学部学生の地域医療研修、実習協力に関して【総務部】「横田理事」
EMEや地域医療夏季実習などは、新潟大学医学部から依頼を受けた医療機関単独で対応をしているが、例えば、班単位で、多診療科、多職種が学生教育に参加できるシステミックなカリキュラムを組むことができないか検討し、班の実態調査の際に、EMEを全く理解していないという班が多かったため、臨時班長会議を行い、EMEの理解と協力を求めた。
(7)対外委員等の推薦について【総務部】「横田理事」
毎月の理事会で対外委員等の推薦について協議項目とした。
(8)一般社団法人に関する事項【総務部】「横田理事」
・定款及び定款施行細則について、当会の実状にあった内容への改訂を行った。
・職員雇用規定・業務規定の整備に関する事項について、スキルアップの機会づくりを行った。
・総務部担当者会議を定期的に開催し、当会全体の現状と課題について意見交換を行った。今後も継続していく。
(9)令和5年度医療安全部事業計画について【医療安全部】「阿部(裕)理事」
・新潟市総合防災訓練に参加し、災害医療コーディネートチーム結成訓練と避難所救護所活動訓練を実施した。
・災害時情報収集訓練を行った。
・医療安全管理研修会を実施した。研修会の実施後にサイバーセキュリティーに備える内容を要約したリーフレットを作成し、会員に送付した。
・警察医研修会を開催した。
(10)医師会報の巻頭言に顔写真【広報部】「大滝副会長」
令和5年4月号の巻頭言から顔写真が掲載された。
(11)新潟市急患診療センターへの電子カルテ導入に関して【救急医療部】「大滝副会長」
・令和4年11月にWGを立ち上げ、新潟市保健衛生連絡協議会で令和6年度予算として、仕様書作成のために約600万円の予算要求を行い、次年度の重点事業に取り上げられた。
・導入に向けて、新潟市デジタル行政推進課、新潟市デジタル推進アドバイザ-を交え検討を進める。
(12)令和5年度救急医療部事業計画について【救急医療部】「田中理事」
・新潟市急患診療センター医療安全管理・衛生合同会議を隔月開催し、センター業務の効率化、適正化に努めた。
・持続可能な救急医療体制の確保のために、行政と綿密に連携し各科二次輪番病院体制の整備に努めた。
・現在の社会情勢に合わせるべく、ホームページをスマホ対応化した。
・新潟シティマラソンへ医師を派遣した。
(13)メジカルセンター事業について【地域保健部】「細野理事」
・医療機関向け従業員健診の外部健診機関への移行を実施した。
・学校心臓病検診検討委員会で検診内容を協議し、一次検診の精度アップと、問診と負荷心電図による精検、及び抽出例に対する心エコーによる検査を実施した。
・生活習慣病健診については、新潟県保健衛生センターに移行し、精度管理のみの実施に変更した。一部、心エコーで実施。
・胃がん検診時の検診車を稼働停止し、処分した。
・新潟市集団検診時のメジカルセンターでの胃がん・肺がんセット検診を終了した。
(14)令和5年度小児・学校保健部事業計画における重点事項について【小児・学校保健部】「佐藤理事」
・新潟市乳幼児健診あり方検討委員会と協力し、持続可能な健診の在り方について、当面の方針と長期的方針について検討した。
・学校心臓病検診における二次検診の新たな方式について実施した。
・9価HPVワクチン導入に応じた啓蒙活動を行った。
・各班の学校医名簿を作成した。
(15)アフターコロナにおける会議の在り方について【各部】「大滝副会長」
コロナ禍で頻用され、今や一般的なツールとして利用されているZoomを活用した会議を実施した。

中長期的計画の振り返り
(1)地域医療構想【総務部】「大滝副会長」
(2)センター建物の将来【総務部】「大滝副会長」
(3)認知症予防のための補聴器購入費用助成【地域福祉部】「大滝副会長」


協議事項

(1)令和6度事業計画提案事項協議
1)事務局活性化について【総務部】「浦野会長」
・郡市医師会職員の交流会
・組織改革概要
 予算を考えながら、事務局全体でどのような配置が良いか考えながら検討していく。
・業務課組織の改編
現業中心から精度管理に時間をかけてシフトしていき、がん検診、特定健診のデータの精度管理は当会で行い、個人情報に配慮して、データの有効活用を図り、市民にも還元する。
小児学校二次健診は小児科医会、教育委員会、新潟市と相談して見直しの方法で検討する。
必要な事業に対応した人員配置と機器の更新を計画的に行う。
2)新潟次世代医療科学研究協議会N[EXT]Aについて【総務部】「浦野会長」
・従来の会長直属組織から総務部長管理下に移行する。
・認知症研究は、フィールド調査の結果を集計して論文化する。
・MIDについて検討する。
3)医学教育への貢献について【総務部】「浦野会長」
・EMEへの協力について検討を継続する。
・多職種連携教育への協力について、三師会で意見交換を行い、また、新潟大学歯学部、日本歯科大学新潟生命歯学部、新潟薬科大学、新潟大学医学部保健学科等と連携する。
4)新潟市急患診療センターへの電子カルテ導入に関して【救急医療部】「大滝副会長」
新潟市と協議を進め、本体導入の予算化に向けて検討を継続する。
5)新潟市における救急医療体制への提言【救急医療部】「大滝副会長」
ICT化が遅れている救急分野において新たなICT救急体制作りを進めていく。
6)医師会報(第1~396号)の電子媒体保存について【広報部】「大滝副会長」
電子媒体で保存する。
7)医師会報の「理事のひとこと」「学術」欄に顔写真を【広報部】「大滝副会長」
「理事のひとこと」「学術」欄において本人の意向を伺った上で顔写真を掲載する。
8)医師会役職員の第2の名刺について【総務部、広報部】「大滝副会長」
9)会員や班、医会の意見の拾い上げと情報発信を積極的に行う【総務部】「横田理事」
調査結果をもとに班や専門医会の現状を把握するとともに、課題を抽出したうえで、今後の班長会議や専門医会幹事会においては、積極的に意見交換を行う。会員への情報発信について、勤務医や研修医への情報発信の方法についての引き続き検討を行っていく。
10)学校医・園医(内科系)の選出について【総務部、小児・学校保健部】「横田理事、佐藤理事」
学校医(園医)の選出方法の確認、班長や新規開業医へのアプローチを行い、新潟市と現状を共有し協議を進める。
11)保健衛生連絡協議会の開催方法について【総務部】「横田理事」
今後、新潟市予算要望事項については可能な限り、2月の事業計画理事会までに提案していただき、その後、当会の担当部と新潟市主管課との協議は余裕を持って行い、8月開催の保健衛生連絡協議会では有意義な協議を行うようにすることを承認。
12)女性医師委員会について【総務部】「横田理事」
・子育て世代の男性医師にもっと参加しやすい環境づくりを行う。
・会の名称変更について検討を進める。
13)医学生や研修医との意見交換会の開催について【総務部】「横田理事」
定期的に研修医や学生と医師会役員の意見交換の場を設けて、医師会の活動を知ってもらうとともに、若い医師(学生)の考えを聞く機会を、新潟県医師会と情報共有、歩調を合わせながら検討を進めていく。
14)医師会主催の会議や研修会について【総務部】「横田理事」
移動時間を減らし、時間を作るという意味で参加しやすい状況を作っていくことも必要であるため、事務局で情報を集める。
15)令和6年度医療安全部事業計画について【医療安全部】「阿部(裕)理事」
令和5年度事業に加え、新潟市の警察医業務の実情について調査を行い、現状の把握と対策の検討を行う。マイナンバーカードを用いたオンライン資格確認について、必要に応じて情報提供を行っていく。また、JMATの支援体制についても検討していく。
16)産婦人科一次救急のあり方検討会について【救急医療部】「山本理事」
新潟市産婦人科一次救急あり方検討会(仮称)を会内に設置し検討する。
17)令和6年度メジカルセンター事業について【地域保健部、小児・学校保健部】「細野理事・佐藤理事」
・内視鏡電送読影のクラウドサーバー管理の更新を検討する。
・検診事業の中止によって使用しなくなった機器類の処理に関する検討を行う。
・内視鏡読影用PCについて検討を行う。
・従業員健診については、外部健診機関実施とする。
18)資産運用について【会計部】「山本理事」
会計担当役員会議を開催し、資産運用の検討を行う。
19)新潟空港緊急計画及び医療救護活動に関する協定について【医療安全部】「事務局」
当会の関わりについて実情に合わせた緊急計画の改正を行う。
20)著しい災害による会費減免について【会計部】「事務局」
新潟県医師会に倣った対応を行うことを承認。
(2)中長期的計画
1)班体制の見直しについて【総務部】「浦野会長」
2)「医師会創立100周年記念誌」後の20年について【広報部】「大滝副会長」
3)地域医療推進室の組織強化について【在宅医療部】「大滝副会長」