理事会2015/04/22公開
主事項名 | 理事会議事録 |
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開催日 | 平成27年 4月22日(水) |
会場 | 新潟市医師会理事会室 |
医会担当者 | 広報部 |
議事録/ 議事要旨 |
第1回新潟市医師会理事会議事録 日 時 平成27年4月22日 午後7時30分 会 場 新潟市医師会理事会室 理事数 16名、出席理事数14名 出席理事 藤田会長、永井副会長、広橋副会長、浦野理事、岡田理事、山添理事、 五十嵐理事、橋本理事、荻荘理事、鷲山理事、白柏理事、佐藤理事、 大滝理事、横田理事 議長理事 藤田会長 出席監事 勝井監事 代議員 今井議長 協議事項 1 がん検診料金検討委員会について「永井副会長」 来年度に向け、すべてのがん検診料金を総合的に検討する委員会を立ち上げ、遅くとも秋までに料金案を決定したい。料金検討委員会の案がまとまった時点で各がん検診検討委員会の意見もお聞きしたい。第一回委員会を医師会4役、横田理事、五十嵐理事、保健所と医師会の担当者を加えて開催することで承認された。 2 専門医会幹事会(5/18)について「浦野理事」 5月18日(月)午後7時30分 新潟市総合保健医療センターで開催予定の専門医会幹事会について、内容が示され承認された。臨床懇話会の講演は、放射線科、産婦人科、眼科と泌尿器科の4科で、特別講演については山添先生より、新潟大学大学院医歯学総合研究科循環器内科の南野 徹 教授に打診していただくこととなった。 3 第253回臨床懇話会について「鷲山理事」 6月26日開催予定の臨床懇話会の特別講演は「綺麗なきずあとにするための創傷治療」と題して前新潟大学形成外科教授の柴田 実 先生にお願いし、座長は新潟大学整形外科教授の遠藤直人先生の予定であると報告され、承認された。 4 学会助成並びに共催・後援依頼「鷲山理事」 1)学会助成並びに後援依頼について 「第4回日本プライマリ・ケア連合学会関東甲信越ブロック地方会」(11/29) 2)共催依頼について 「第3回 BPファシリテーター研修会」(7/25) 3)後援依頼について 「慢性腎臓病(CKD)市民セミナー」(10/24) 以上3件について承認された。 5 第3回甲信越在宅医療推進フォーラム(在宅ケアを考える集いin越後2015) 講師(シンポジスト)の推薦依頼について「五十嵐理事」 上記におけるシンポジストの依頼を受け、当会より五十嵐理事を推薦することとなった。 6 在宅医療・介護連携推進事業の受託について「藤田会長」 新潟市からの在宅医療・介護連携推進事業の受託について協議され、平成27年10月をめどに医師会内に基幹型センターを作る方向となった。各サテライト型センターの統括と調整も果たすことになるが、受ける以上はイニシアチブをとって事業を進めていく必要があることや、新基金での在宅医療推進センターも早めに作り、そちらとも連動していく必要がある等の意見があった。 最終的に在宅医療・介護連携支援センター(基幹型)を受けることが承認され、詳細については今後新潟市と協議することとなった。 7 新潟市医師会報の配布先について「大滝理事」 平成27年4月現在、164か所へ新潟市医師会報を配布している。会報編集委員会から、県立がんセンター図書室、新潟市薬剤師会、社保支払基金、新潟市内の全研修医への追加配布の希望があり、承認された。研修医への配布方法については県医師会、事務局とも相談し今後検討する。 なお新潟市保健所に関しては、今まで3冊手渡ししており一覧に追加表示することになった。 8 急患診療センターの理念(案)について「山添理事」 山添センター長より、急患診療センター理念案が示され下記事項が承認された。 理念:「市民と共に、市民に信頼される救急医療の継続提供をめざします」 <理念の説明> 1) 市民の理解と協力、支援のもとに行う必要がある 2) 職員は、質の高い急患診療に努める必要がある 3) 超高齢社会、医師不足のなか、診療体制の維持継続を行う必要がある 今後、センター内掲示、ホームページ掲載、職員への浸透を図っていく。 9 5月の行事予定について「浦野理事」 5月の行事予定が配布され承認された。 10 入退会、異動会員について「眞保課長」 入会会員 19名 異動会員 30名 退会会員 17名 A会員 518名 B会員 796名 C会員 202名 D会員 3名 計1,519名 3月28日に開催された研修医向けの「新潟市医師会説明会」を受け、D会員3名が入 会となった。 報告事項 1 4役会議(3/18) 2 胸部X線フィルム検討会・読影実習会・症例検討会(3/18) 出席者 診断委員 10名 会員 5名 検討会内容 肺がんリスク検診 223件(13依頼医療機関) 読影実習会 3医療機関参加 症例検討会 平成25年度新潟市肺がん検診発見肺がん 1例 平成25年度リスク検診発見肺がん 1例 新潟市民病院症例 2例 がんセンター症例 7例 3 胃内視鏡画像読影会(3/19,26,4/2,9) 読影件数合計 2,212件 参加会員数 6名 4 新潟市在宅医療ネットワーク情報交換会(3/22)「五十嵐理事」 新潟市主催、当会共催で開催された。初めて新潟市の14ネットワークが揃い有意義な情報交換の場となった。今後も医師会としてバックアップしていく。 5 第2回予防接種担当役員会議(3/23)「横田理事」 1)がん検診料金の検討について がん検診料金と予防接種料金は同時に検討せず、それぞれの委員会を立ち上げ今後検討していく。 2)政令6都市の予防接種の取り扱いについて 横浜市や名古屋市等、6政令市ではワクチンを行政が一括購入し、そこへ医療機関が必要分のワクチンを請求し、後に手数料だけを受け取るようになっている。今後、新潟市でも同様の方法で行うことが良いと思われるが、委員会で協議していく。 3)予防接種検討委員会委員の選任について 小児科医4名、内科医2名、産婦人科医1名、医師会役員7名が選出された。 6月3日に第1回予防接種検討委員会を開催予定。 6 第2回新潟市健康づくり推進委員会(3/24)「広橋副会長」 新潟市は政令都市の中で3番目に自殺率が高く、健康寿命が短いなどの問題があり、今後の健康づくりへの取り組み等も含め、地域研究助成を活用し行政と大学が一緒になって対策を考えていってはどうかなど意見が出された。 7 第2回新潟市食育推進会議(3/25)「横田理事」 1)平成26年度重点課題への対応状況及び食育関連事業実施状況について 2)平成27年度食育関連事業及び予算について 3)第3次新潟市食育推進計画の策定について 4)その他(活動状況報告・意見交換 ほか) 以上の議事内容について報告された。 8 第2回社会福祉審議会(3/25)「岡田理事」 1)全体会で平成27年度の主要事業について報告 2)専門分科会に分かれ意見交換以上報告された。 9 理事会(3/25) 10 平成26年度新潟市防災会議(3/26)「藤田会長」 新潟市国土強靭化地域計画について 1)策定の経緯・体制など 2)計画の概要・構成など 3)「足元の安心安全の確保」について 4)「救援・代替機能の強化」について 以上の議事内容について報告された。 新潟市は日本海側唯一のモデル都市として選定され、地域特性に応じた施策を進めていく。 11 県医師会理事会(3/26,4/9)「藤田会長」 医療事故調査制度の施行に係る検討について 1)医療事故の定義について(基本的な考え方) 2)医療事故の定義について(当該死亡または死産を予期しなかったもの【省令事項】) 3)医療事故の遺族への説明事項等について 4)医療機関が行った調査結果の遺族への説明について 5)センター業務について 以上について報告された。 12 新潟市歯科保健推進会議(3/27)「岡田理事」 委員の紹介、現状報告、第4次評価指標目標値の再検討について報告された。 13 新潟市医師会説明会(3/28)「浦野理事、古泉理事」 新潟市内の研修医を対象に、新潟市医師会説明会及び意見交換会が開催された。13名の研修医に出席頂き、意見交換会では非常に盛り上がった。現段階で3名の入会があった。県医師会も説明会を行っており、当会としての今後の開催方法を検討していく。 14 第2回臨時代議員会(3/30) 15 学校心臓病検診判定ファイリングシステム検討小委員会(3/31) 「佐藤理事」 主だった判定委員の先生方に、プロトタイプの状態で操作して頂き、改善点等の指摘をいただいた。4月10日の判定委員会(打合せ会)までに修正し、当日もデモンストレーションを予定している。 16 第2回新潟市における訪問薬剤管理指導への推進に向けた検討会(4/2)「岡田理事」 1)訪問薬剤管理指導の問題について 2)訪問薬剤管理指導の認知不足について 3)費用の問題 4)連携不足 以上の議事内容について報告された。看護師による訪問看護が行われている現状の中で、新たに薬剤師が訪問する意義については検討課題である。まずは、マップを作成し配布することになった。 17 介護保険認定審査会総会(4/3)「岡田理事」 介護認定審査会長に岡田潔先生、会長の職務代理委員に五十嵐昭夫先生が選出された。 18 胃内視鏡検診検討小委員会(4/3)「横田理事」 1)抗血栓薬使用者の内視鏡検診について (1)抗血栓薬を使用中の患者は全て、胃がん検診内視鏡は行わない方針とし、決議事項は医師会より内視鏡受諾医療機関へ報告する。 (2)患者さんへは医師会作成の説明文を渡し、検診であればX線検査を、内視鏡検査の希望があれば保険診療で行えることを説明する。 (3)平成24年度から受診券にはワーファリンなど服用中の人は内視鏡検査の対象外であることはすでに記載済み。 (4)平成27年度の実施要項(5月初旬配布予定)には、抗血栓薬服用者は内視鏡検査は実施しないことを記載する。 2)その他 抗血栓薬使用中であったため、保険診療で内視鏡検査を行った画像についてもダブルチェックを行う事ができるよう今後検討する。 様々な意見があり議論を続けてきたが、検診は安全が最優先であり新潟市の胃がん検診での抗血栓薬使用者の内視鏡検査は禁止するという結論に至った。 19 第7回在宅医療IT連携運営委員会(4/8)「五十嵐理事」 4月中旬には運用を開始(40施設)し、年度末に向け施設数を追加(+40施設)しながら、システムの改修や改善、IT連携の検証、事業評価を行っていく。 20 会報編集委員会(4/8,14)「大滝理事」 1)医師会報529号の編集と校正を行った。 2)毎年4月号にのみ掲載されていた投稿規定を、今後は毎月掲載することにした。 3)カラー写真・図は学術以外の記事は著者負担としてきたが、費用は無料とし、この項目を投稿規定より削除する。 4)医師会報を綴じるカバーを継続するか検討し、委員会の中で使用している医師がほとんどいないことも踏まえ、廃止を決定した。 5)4月号より「病院と勤務医のページ」のコーナーが新た設けられ、「病院だより」と「Doctor’s Café」が掲載される。 21 新潟市政策改革本部取り組み状況(4/9)「遠藤事務局長」 超高齢化時代に向けた医療・介護連携と市役所の役割プロジェクト 1)「重点区(西蒲区)の特定健診とがん検診を一緒にした集団検診の導入」について 2)「胃がん一次予防対策?ピロリ菌除去?」について 新潟市より上記報告と依頼があった。 医師会としては、集団検診から施設検診への流れに逆行しないように注視していく。 22 平成27年度第1回総務部主催勉強会(4/10)「浦野理事」 「新潟市在宅医療・介護連携推進の取組みについて」 新潟市保健所地域医療推進課 古俣 浩 課長 上記内容で開催された。今後の問題点として、理事会で在宅医療・介護連携推進事業を受託するか検討する。 23 平成27年度新潟市障がい支援区分認定等審査会委員総会(4/10)「荻荘理事」 委員会長に荻荘先生が就任された。難病患者も障害者として認定し、サービスの提供が始まった。 24 学校心臓病判定委員会 会議(4/10)「佐藤理事」 1)佐藤勇が執行部となったため、新委員長に坂野忠司先生が選出された。 2)心臓病検診判定ファイリングシステムについて 検診データの保存管理が膨大化し,また管理下での突然死等にともなう過去の検診データの検索を容易にするために電子化が望まれていた。市場に出ているファ イリングシステムは多額の費用を要した。このため,新潟市の検診システムに合致した判読機能を搭載する目的で 有限会社エムアイエルに依頼し,出力部分をオリジナルのソフトで稼働させることにした。実際に判定委員の方にシステムをみていただき,意見を聴取した。 今後,今期の検診をすすめるなかで,微調整,修正を行っていく予定である。 25 在宅医療・在宅ネット運営協議会(4/13)「五十嵐理事」 1)新潟県在宅医療連携モデル事業について(第7回在宅医療IT連携運営委員会)報告 2)在宅医療・介護連携推進事業について 3)在宅医療についての検討協議の進め方について 4)「在宅診療医ネットワーク平成27年度第1回会合」について 以上の議事内容が報告された。 在宅医療推進のため、各地域での連携を強固にするべく、各区単位での活動について議論がなされた。次回は、6月8日(月)に開催予定。 26 新潟市医師会勤務医委員会の進捗状況「古泉理事」 7名の委員案が揃い、準備会議を5月11日に開催予定。委員会規約等、具体的な内容については準備中である。 27 新潟地域産業保健センターの活動状況「横田理事」 健康相談窓口指導 3月18日(水)滝澤慎一郎先生(健診後の指導 3事業所、長時間労働の指導 本人1 20日(金)高木 顯先生(健診後の指導 2事業所) 25日(水)田中 直史先生(健診後の指導 2事業所) 27日(水)木滑 孝一先生(健診後の指導 3事業所) 4月 8日(水)高橋 常彦先生(健診後の指導 2事業所、長時間労働の指導 本人1) 10日(木)布川 修先生(健診後の指導 2事業所、長時間労働の指導 本人1) 合計6日間開催、健診後の指導14事業所、長時間労働の指導3名実施した。 28 講演会・病診連携等「浦野理事」 1)第196回済生会新潟第二病院臨床検討会(3/24) 参加者25名 演題「薬疹診療の注意点」 講師 皮膚科部長 橋本 剛 先生 2)第251回臨床懇話会(3/27) 参加者95名 「基調講演」 演題「ピロリ菌除菌を再考する-新しい時代の除菌の注意点- 」 講師 新潟大学医歯学総合病院第三内科助教 佐藤 祐一 先生 「特別講演」 演題「挑戦:新潟にて難治の消化器病を治す -進行性消化器疾患に対する脂肪化、繊維化、癌化の制御について-」 講師 新潟大学医歯学総合研究科消化器内科学分野 教授 寺井 崇二 先生 3)新潟中央病院学術講演会(4/11) 演題1)「インスリン抵抗性と血糖コントロールの実際」 講師 内科 目黒 裕之 先生 演題2)「ロコモの原因となる疾患?変形性関節症?」 講師 関節外科センター長 松枝 宗則 先生 演題3)「腰椎疾患と生活習慣病」 講師 脊椎・脊髄外科副センター長 和泉 智博 先生 「特別講演」 演題 「メタボとロコモの密接な関係について」 講師 新潟県労働衛生医学協会 新潟大学大学院生活習慣病予防検査医学講座(健診・人間ドック学講座) 教授 加藤 公則 先生 29 メジカルセンター業務実施件数「棚田次長」 平成27年3月実施した業務について報告された。 |