理事会2015/05/27公開
主事項名 | 理事会議事録 |
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開催日 | 平成27年 5月27日(水) |
会場 | 新潟市医師会理事会室 |
医会担当者 | 広報部 |
議事録/ 議事要旨 |
日 時 平成27年5月27日 午後7時30分 会 場 新潟市医師会理事会室 理事数 16名、出席理事数14名 出席理事 藤田会長、永井副会長、広橋副会長、浦野理事、岡田理事、山添理事、 五十嵐理事、橋本理事、鷲山理事、古泉理事、白柏理事、佐藤理事、 大滝理事、横田理事 議長理事 藤田会長 出席監事 勝井監事 代議員 今井議長 協議事項 1 第254回臨床懇話会について「鷲山理事」 平成27年7月24日(金)19時から開催。休日・夜間救急における軽症小児頭部外傷をテーマに、新潟県立新発田病院小児科部長の長谷川 聡先生による「小児科医がみる軽症頭部外傷」と、同脳神経外科・診療部長の相場豊隆先生による「小児頭部外傷に対する頭部 CT検査の適応」の講演、座長を新潟大学医学部小児科教授の齋藤昭彦先生にお願いすることが承認された。 2 共催及び後援依頼について「鷲山理事」 <共催依頼> 1)「第五回予防接種の市民公開セミナー」(9/26) <後援依頼> 1)「新潟はっぴー乳ライフ ピンクリボンホリデー2015」(10/18) 2)「日本子ども虐待防止学会第21回学術集会にいがた大会」(11/20から11/21) 3)「2016年第6回スペシャルオリンピックス日本 冬季ナショナルゲーム・新潟」 (2/12から2/14) 4)「新潟在宅医科歯科連携講演会」(7/25) 5)「平成27年度新潟県糖尿病週間」(11/2から11/15) 以上の共催・後援依頼が承認された。 3 新潟市急患診療センター医療情報審査委員会の設置及び医療情報開示ガイドライン について「山添理事」 医療情報開示については、これまで日本医師会の診療情報の提供に関する指針によってきた。急患診療センターが新潟市の施設であるということから、今後は新潟市個人情報保護条例に従うものとし、患者の委任を受けた弁護士からの代理開示請求は条例13条の範囲に含まれず受け付けないこととした。 また、医療情報開示ガイドライン及び医療情報審査委員会設置要綱・医療情報開示のフローチャートを作成した。開示請求が出た場合にはセンター長に書類が上がり、開示を決定するが、問題がありそうな場合は10日以内に委員会を設置し開示の決定をする。 4 医師会報記事の医師会HPへの掲載について、他1件「大滝理事」 1)医師会報の記事を医師会HPに掲載することについて 現在HPに掲載されている記事に加え、「巻頭言」「病院だより」「Doctor’s Café」「理事の一言」の4記事を掲載する。学術は一般市民には厳しい写真などもあり、掲載しない。原稿執筆依頼の際にHP掲載の可否を執筆者に確認することで承認された。6月号あるいは7月号から掲載の予定である。 2)TeNY「医療の広場」の協力について 同番組の製作会社より、現在の番組協力は「新潟県医師会」のみであるが、政令指定都市であり、救急医療にも力を入れている新潟市医師会にも是非、番組協力をお願いしたいとの申し出があった。番組の監修ではないので、協力する方向で承認された。 5 新潟市医師会勤務医委員会について「古泉理事」 平成27年5月11日、新潟市医師会勤務医委員会準備会議が開催された。第一回委員会開催の日時をアンケートの結果で決定していくことで承認された。 6 産業医の推薦について「横田理事」 日本郵便株式会社新津郵便局(従業員150名)、(株)ゆうちょ銀行新潟地域センター(従業員55名)より産業医の推薦依頼があった。慣例により、事業所近隣の認定産業医の同意を得て推薦することが承認された。 7 胃がん検診に関する取材申し込みについて「遠藤局長」 平成27年5月25日に朝日新聞科学医療部から、内視鏡検診が胃がん検診ガイドラインで対策型検診として推奨されたことを受けて、最先端の新潟市の状況を取材したいとの申し込みがあった。朝日新聞社の取材趣旨をしっかり確認した上で取材を受ける方向で承認された。6月26日または6月27日の新聞掲載に向けて、成澤副委員長とも相談して協力いただける先生にお願いする。資料等も提供して掲載していただくことで承認された。 8 新潟大学医学部早期体験実習(EME)の受入について「浦野理事」 新潟大学医学部早期医学体験実習(EME)の受入について、例年通り県医師会長を通じ依頼があった。昨年に引き続き今年度も協力をすることで承認された。 9 6月の行事予定について「浦野理事」 6月の行事が示された。 10 入退会、異動会員について「眞保課長」 入会会員 16名 異動会員 27名 退会会員 6名 A会員 519名 B会員 803名 C会員 202名 D会員 5名 計1,529名が承認された。 報告事項 1 4役会議(4/15) 2 新潟市社会福祉協議会法人後見運営審査会(4/15)「鷲山理事」 1)平成27年と28年度の新しい委員長と副委員長を互選により選出した。委員長には高橋英樹氏、副委員長には高橋直己氏が就任した。 2)平成27年度の事業計画が事務局から紹介された。「新潟市における成年後見制度に関する実態把握調査結果」が報告された。成年後見制度の利用が必要な要支援者の潜在的なニーズは2,823人と推察された。その中でも「不動産処分や日常的金銭管理を超える法律行為を行うことのできない」人が多く、必要な診療行為を受ける際にも、充分な医療同意をおこなっていない(すなわち、診療側が充分な医療同意を得ていない)可能性が高い。 3)2件の新たな法人後見の受任を承認した。特筆すべきは、80歳代の母親が40歳代の障害者(知的障害)の一人息子を抱えているという理由で、充分な不動産を有するにもかかわらず、法人後見受任を承認したことである。市民後見人による支援供給体制が追いつくか心配でもある。 以上の報告があった。 3 胸部X線フィルム検討会・読影実習会・症例検討会(4/15) 出席者 診断委員 10名 会 員 9名 ・検討会内容 肺がんリスク検診 242件(12依頼医療機関) ・読影実習会 5医療機関参加 ・症例検討会 新潟市民病院症例 2例 がんセンター症例 8例 4 保健衛生連絡協議会(4/16)「浦野理事」 今後は個別の問題について現場の担当者と勉強会の形も兼ねながら、いろいろな対策も練っていきたい旨の報告があった。 5 胃内視鏡画像読影会(4/16,23,30,5/7,14) 読影依頼件数 2,395件 参加会員 15名 6 骨粗鬆症連携委員会(4/16)「荻荘理事」 1)第4回再骨折予防研修会について (1)既に4名の演者には内諾済み。最終承認がなされた。 2)骨密度検査受入医療機関について (1) 機関一覧を当会ホームページ内、会員専用ページから一般ページへ移行してはどうかについては、前回の理事会でも承諾が得られており移行した。 (2) 骨密度検査依頼の実態調査を行う。 検査、診療アドバイス件数について、昨年度年間実績と5から10月までを月報として報告していただく。 (3) 受入医療機関追加について 骨密度検査機(DXA法によるもの)を設置した医療機関に受入医療機関への参加を依頼する。 3)骨粗鬆症リエゾンマネージャーアシスタント制度について (1)新潟県独自の制度として、行政や医師会ではなく、協議会を新設して単位認定を行う組織を構築したい。対象は、看護師や薬剤師等、医療資格者を想定。 7 班長会議(4/17)「浦野理事」 1)介護認定審査会の区割案について 2)役員職務分担、事務局組織について 3)事務職員の担当制の採用について 4)班長業務のお願いについて 5)班の実態調査アンケート結果について 6)医師会臨床懇話会総会・総会・忘年会(11/28)への参加について 7)班補助金の交付について 8)新潟市医師会協同組合総代について 9)新潟市急患診療センター長について 次回班長会議日程(H27.10.26 19:30) 以上について検討がなされ、問題なく終了した旨の報告があった。 8 急患診療センター医療安全会議(4/22)「山添理事」 1)職員の有給休暇の取得およびその他勤務のあり方について、今後相談していく予定である。 (1)有給取得時の支給給与の平等化 → 夜間帯(19時〜24時)を基準とする (2)研修会等での給与について → 有給と無給の研修の明確化 2) カルテ開示、診断書等文書請求について 協議事項3で協議。 3)インシデント・アクシデント報告 薬材入力間違い、ダブルチェック漏れ 原因は医師の字が読みにくい、事務での入力(転記ミス)、処方監査での不備である。解決のためには電子カルテの導入が良い方法と思われ、その方向で検討を進めていく。 4)患者さんの薬の受け取り忘れの対応について (1)急患センターは院内処方なので、院外処方と勘違いを少なくするために、スタン プを作成しすでに実施している。 (2)引き渡し期限について は、院外処方の場合は4日間、院内処方では規定はない。 原則はその日限りであるが、数日以内位ならその場に応じて対応したい。 5)各種マニュアルの作成について 作成してないものが色々あるので今後検討していきたい。 以上の報告があった。 9 理事会(4/22) 10 県医師会理事会(4/23,5/14)「藤田会長」 1)医療事故支援団体体制を県医師会が主体となって事業を推進することとなった。 2)地域リハビリテーション活動の推進について(協力依頼) 3)「在宅医療推進センター」運営に伴う委員の推薦については、注意しながら推移を 見守ることとした。 以上の報告があった。 11 ホームページ小委員会(5/11)「大滝理事」 1)新潟市急患診療センターのHPに山添 優 センター長の挨拶を、センターの理念とその説明を付けてアップした(平成27年5月12日)。 2)医師会報の記事を医師会HPに掲載することについて検討した。 協議事項4で協議。 12 勤務医委員会準備会議(5/11)「古泉理事」 協議事項5で協議。 13 会報編集委員会(5/13,19)「大滝理事」 1)医師会報の記事を医師会HPに掲載することについて 協議事項4で協議 2)会報530号の編集作業を通常通り行った。 14 新潟市高齢者虐待連絡協議会(5/14)「横田理事」 1) 特別養護老人ホームにおける高齢者虐待事案について報告があった。 3月4日に高齢者支援課が施設への立ち入り調査を行ったところ、今回の事例以外に も他職員から利用者への虐待を疑う事案がいくつか挙げられた。 2)今後の対応について、施設に対する行政処分に関しては、今回以外の虐待を疑われる事案の調査を行うとともに、施設側の虐待に対する対応を充分検討した上で決定する旨の報告があった。 15 胃エックス線フィルム読影会(5/14) 出席者 委員6名 会員1名 平成26年度 胃直接施設検診発見胃がん 4件 平成26年度 胃内視鏡検診発見胃がん 2件 16 学校腎臓病判定委員会学校糖尿病判定委員会合同会議(5/14)「橋本理事」 1)平成27年度委員について (1)腎臓病判定委員の浅見直先生が平成27年度より離任。 (2)医師会会長の任期と委員の委嘱期間にずれがあり対応について今後検討する予定 2)平成26年度検診成績について (1)腎臓病検診について (2)糖尿病検診について 平成26年度対象者は減少しているが、発症数等については例年とそれほど変化がなかった旨の報告があった。 17 第66回指定都市学校医懇談会・学校保健協議会(5/16,17)「佐藤理事」 1)5月16日 ホテルウエスティン名古屋キャッスルにて,名古屋市学校医会主催で,学校医を対象にした学校医懇談会が開催された。 2)翌日5月17日,国際会議場で,名古屋市学校保健会,名古屋市教育委員会主催で指定都市学校保健協議会が開催された。会は,学校医,養護教諭,教育委員会職員を対象にして,a)来賓挨拶,b)次期開催地の決定,c)記念講演が午前中に行われ,ランチョンセミナー3セッション(学校医会,歯科医師会,大塚製薬と薬剤師会が主催)の後,課題別に3つの協議会が行われた。 河村名古屋市長より、名古屋市におけるスクールカウンセラー配置についての話があった。 平成31年には新潟市での開催が予定されている。医師会でもこれに向けた体制の構築が必要となるとの報告があった。 18 第1回新潟市がん検診検討会(5/18)「横田理事」 検討の目的は、若い世代の負担軽減と世代間の公平負担により若い世代の受診率の向上をめざす、超高齢化に向けた自己負担のあり方を再構築することとし、本年度の検討方針として施設がん検診全体の委託単価の整理を行うこととする。 今後は市財務部との折衝前の本年8月末までには大筋の案を決定するとの報告があった。 19 専門医会幹事会(5/18)「浦野理事」 1)各医会への助成金の交付について 2)広報部からのお願い (1)ホームページ「病気と健康あれこれ」の執筆について (2)ホームページ「市民のみなさまへ」コーナーの「市民公開講座」への掲載依頼 (3)医会レポート」の会報掲載について 3)各医会主催の勉強会及び講演会について事務局 4)第3回総会及び第50回臨床懇話会総会の開催について (1)臨床懇話会総会講演時間について (2)臨床懇話会総会講演担当医会及び演者の決定について:放射線科、産婦人科、眼科、 泌尿器科 (3)演者の順序について (4)特別講演について 新潟大学医歯学総合研究科 生体機能調節医学専攻感覚統合医学講座 視覚病態学分野 教授 福地 健郎 先生 演題「未定」 5)総会印象記の会報掲載について:整形外科に決定した 6)福引抽選会について 7)催し物について(例年、先生方の作品を展示する「天狗展」を開催) 8)在宅医療に関するアンケート調査結果について 9)その他 ?ゴールデンウィークの急患診療センターの受診者数について 以上、例年通りのお願いをしたとの報告があった。 20 地域医療介護総合確保基金に関する県ヒアリング(5/19)「五十嵐理事」 国の予算確保のため、ヒアリングに備え、当医師会の新基金事業の進捗状況について確認し、ヒアリングにむけて意見交換が行われた。予算化後、すぐに活動ができるように、早急に、以下の準備を始めなければいけないとの報告があった。 1)市内、場所を問わず同様の医療を受けられる環境整備(在宅診療医師数増) 2)今後、病診連携、地域医療NWが重要となり、情報を蓄積し共有していく必要がある。 3)新潟市は広域過ぎるので、各地域医療NWとの連携が図れるシステムが必要。医療資源把握が重要だが、各区単位(人口15万人程度)での確認、集合体形成が必要で、地域の独自性を認めながら、中心人物も作っていく。 4)再生基金で行ったモデル事業を今後も拡大していく。市内に地域医療NWが14存在するが、ゆるやかなまとめ役と、地域内拡充支援的として当会内にセンターを配置(現:カルテ庫)。センターには2名(事務、IT系)の人員を採用し、前段として準備室を立ち上げる。来年にはセンターを設置し、人員を拡充しながら、地域医療NWを土台として「Net4U」を広げていく。また、基金終了後も継続することを踏まえて、受益者負担についても検討する。 5)新潟市から地域支援事業の委託があり、こちらでもセンター構想があるが、確保基金におけるセンターと同所に設置し、連携しながら事業を進める。 21 新潟地域産業保健センターの活動状況「横田理事」 健康相談窓口指導開催日(4/15、4/16、4/17、4/22、5/1、5/8、5/13、5/15)合計9日間開催、健診後の指導20事業所、長時間労働の指導16名、メンタルヘルスの職場復帰指導1件実施 22 講演会・病診連携等「浦野理事」 1) 第282回下越病院臨床検討会(4/20) 2) 第411回新潟市民病院内科公開検討会(4/21) 3) 第252回臨床懇話会(4/24) 4) 第197回済生会新潟第二病院臨床検討会(4/28) 5) 第96回在宅医療講座(5/13) 6) 第412回新潟市民病院内科公開検討会(5/19) 23 メジカルセンター業務実施件数「棚田次長」 26年度の検診数がまとまった。胃の施設検診は直接X-Pが240件程減っているが、内視鏡検診が増え続けているので、全体で760件程の増加になっている。 学童検診が軒並み減少しているが、今年度の心臓病検診も同様の傾向にある。腎臓病検診が今日から開始した旨の報告があった。 24 会員への弔慰「浦野理事」 小原敏郎(おばら としろう)先生 平成27年5月12日ご逝去 渡部 侃(わたなべ つよし)先生 平成27年5月21日ご逝去 2名の先生方に対し弔慰を表しました。 25 その他 第52回日本リハビリテーション医学会が明日から開催される案内あった。 以上で第2回理事会を終了し、午後9時05分散会した。 |